ひとりで出来る自主制作映画 その3
2003年8月12日 自主制作映像作品ひとりで出来る自主制作映画
その3 やっぱりフィルムで撮りたいんだけど・・・・
前回は、8mmフィルムでの自主制作映画の制作工程について考えてみましたが、今回はいよいよminiDVでの自主制作映画(映像作品)の製作工程について考えて見ましょう。
その前に、わたしが何故miniDVでの自主制作映画(映像作品)をおすすめするのかを簡単に紹介しましょう。
一番のポイントは、パソコンを映像編集機器として利用することにより、ノンリニア編集環境を自宅に整えることが容易になり、その制作物のクオリティは放送局レベルに達している。という点です。
ここでは、ノンリニア編集とリニア編集の違いについてくどくどと説明はしません。その辺りについてご関心のある方は、検索エンジンかなにかで検索してみてください。
それでは、miniDV環境における映像作品の自主制作について考えて見ましょう。
0.事前準備
映像メディアが異なっても、事前準備でやらなければならないことには、差が無いので詳細は今回も割愛します。
1.撮影
撮影には、撮影機材として、当然miniDVカメラが必要です。
ここで言うminiDVカメラとは、一般的にデジタルビデオカメラと呼ばれるものですが、最近のビデオカメラのほとんどがデジタルビデオカメラとなっていますので、ビデオカメラといえば、miniDVカメラを指す、と言っても良いでしょう。
実売価格は、10〜20万円程度です。
撮影には、勿論ビデオテープが必要です。
最近では、コンビニエンスストアでもminiDVテープを簡単に購入することが出来るようになりました。
実売価格は、60分テープで、400円程度じゃないでしょうか。
2.編集
編集には、パソコンと映像編集ソフトが必要です。
パソコンは、ここ2〜3年の発売モデルだったら概ね大丈夫です。
現在の実売価格だと、デスクトップなら20万円、ノートブックなら25万円も出せば充分だと思います。
映像編集ソフトは、好みが分かれるところですが、安価で良いものを、と考えると、わたし的には、Adobe Premiere LE をおすすめします。
自主制作映画(映像作品)に必要な機能は全てそろっています。
定価:9,800円
Adobe Premiere LE の必要システム構成は、
・ Intel; Pentium; III 500MHz以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ(Pentium III 700MHz以上のプロセッサを推奨)
・ Microsoft Windows 2000日本語版、Windows Me 日本語版、またはWindows XP日本語版
・ 128MB以上のRAM(256MB以上を推奨)
・ Microsoft 社で認証されているOHCI IEEE1394インタフェイス
・ Microsoft Direct X 準拠のビデオディスプレイアダプタ
・ DVデータ保存用に7200回転/分のUltra DMA/66 IDEドライブ、SCSIハードディスク、またはディスクアレイシステム
・ サウンドカード
2003年8月、Adobe Premiere Proが、Premiereフル・バージョンの最新版(?)として発表されましたが、定価:88,000円と高額ですので、わたし的に、いきなりの購入はオススメしません。
3.録音
Adobe Premiere LE 等の映像編集ソフトがあれば大丈夫です。
パソコンに最初から入っている映像編集ソフトには、録音機能が無いものがありますので、注意が必要です。
4.映写(上映)
テレビがあれば大丈夫です。
それでは、コストを計算してみましょう。
イニシャル・コスト
100,000円 ビデオカメラ
200,000円 パソコン
10,000円 映像編集ソフト
10,000円 ケーブル等雑費
320,000円 合計
ランニング・コスト (15分のショート・フィルム制作費用として)
800円 miniDVテープ(60分×2)
800円 合計
いかがでしょう。
実質的には、30万円程度で、映像作品の自主制作環境が整い、かつランニング・コストは無料に近い、という状況なのです。
しかも、ここのサイトを訪れているということは、おそらくパソコンは所有しているだろうし、身の回りを探せば、ビデオカメラの1台や2台は見つかるでしょう。
ひとりで出来る自主制作映画 その4
http://diarynote.jp/d/29346/20030818.html
ひとりで出来る自主制作映画 その1
http://diarynote.jp/d/29346/20030806.html
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その3 やっぱりフィルムで撮りたいんだけど・・・・
前回は、8mmフィルムでの自主制作映画の制作工程について考えてみましたが、今回はいよいよminiDVでの自主制作映画(映像作品)の製作工程について考えて見ましょう。
その前に、わたしが何故miniDVでの自主制作映画(映像作品)をおすすめするのかを簡単に紹介しましょう。
一番のポイントは、パソコンを映像編集機器として利用することにより、ノンリニア編集環境を自宅に整えることが容易になり、その制作物のクオリティは放送局レベルに達している。という点です。
ここでは、ノンリニア編集とリニア編集の違いについてくどくどと説明はしません。その辺りについてご関心のある方は、検索エンジンかなにかで検索してみてください。
それでは、miniDV環境における映像作品の自主制作について考えて見ましょう。
0.事前準備
映像メディアが異なっても、事前準備でやらなければならないことには、差が無いので詳細は今回も割愛します。
1.撮影
撮影には、撮影機材として、当然miniDVカメラが必要です。
ここで言うminiDVカメラとは、一般的にデジタルビデオカメラと呼ばれるものですが、最近のビデオカメラのほとんどがデジタルビデオカメラとなっていますので、ビデオカメラといえば、miniDVカメラを指す、と言っても良いでしょう。
実売価格は、10〜20万円程度です。
撮影には、勿論ビデオテープが必要です。
最近では、コンビニエンスストアでもminiDVテープを簡単に購入することが出来るようになりました。
実売価格は、60分テープで、400円程度じゃないでしょうか。
2.編集
編集には、パソコンと映像編集ソフトが必要です。
パソコンは、ここ2〜3年の発売モデルだったら概ね大丈夫です。
現在の実売価格だと、デスクトップなら20万円、ノートブックなら25万円も出せば充分だと思います。
映像編集ソフトは、好みが分かれるところですが、安価で良いものを、と考えると、わたし的には、Adobe Premiere LE をおすすめします。
自主制作映画(映像作品)に必要な機能は全てそろっています。
定価:9,800円
Adobe Premiere LE の必要システム構成は、
・ Intel; Pentium; III 500MHz以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ(Pentium III 700MHz以上のプロセッサを推奨)
・ Microsoft Windows 2000日本語版、Windows Me 日本語版、またはWindows XP日本語版
・ 128MB以上のRAM(256MB以上を推奨)
・ Microsoft 社で認証されているOHCI IEEE1394インタフェイス
・ Microsoft Direct X 準拠のビデオディスプレイアダプタ
・ DVデータ保存用に7200回転/分のUltra DMA/66 IDEドライブ、SCSIハードディスク、またはディスクアレイシステム
・ サウンドカード
2003年8月、Adobe Premiere Proが、Premiereフル・バージョンの最新版(?)として発表されましたが、定価:88,000円と高額ですので、わたし的に、いきなりの購入はオススメしません。
3.録音
Adobe Premiere LE 等の映像編集ソフトがあれば大丈夫です。
パソコンに最初から入っている映像編集ソフトには、録音機能が無いものがありますので、注意が必要です。
4.映写(上映)
テレビがあれば大丈夫です。
それでは、コストを計算してみましょう。
イニシャル・コスト
100,000円 ビデオカメラ
200,000円 パソコン
10,000円 映像編集ソフト
10,000円 ケーブル等雑費
320,000円 合計
ランニング・コスト (15分のショート・フィルム制作費用として)
800円 miniDVテープ(60分×2)
800円 合計
いかがでしょう。
実質的には、30万円程度で、映像作品の自主制作環境が整い、かつランニング・コストは無料に近い、という状況なのです。
しかも、ここのサイトを訪れているということは、おそらくパソコンは所有しているだろうし、身の回りを探せば、ビデオカメラの1台や2台は見つかるでしょう。
ひとりで出来る自主制作映画 その4
http://diarynote.jp/d/29346/20030818.html
ひとりで出来る自主制作映画 その1
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