俗に、人類最良の友である犬は一宿一飯の恩義は忘れないと言いますよね。
一方、猫はそんなこちゃあ覚えちゃいない、というのが一般的な考え方ですよね。

さて、本題です。
わたしのうちにはとってもちいさな庭がありまして、何故だか知りませんが、庭の端っこの成長しきってしまった芝生付近が、とある野良猫の散歩道になってまして、まあ大体夕方くらいにその猫がやってくるわけです。
最近は寒いせいか、庭にたまたま置いてあるダンボールを風除けにしてぬくぬく暖まったりしながら寝たりしてます。因みに視線は窓の中です。
で、わたしが窓を開けるような気配でもたてようもんなら、うちの中に乱入する気まんまんで、目を輝かせ、わたしの動きを伺ったり、狙ったりしています。うちの窓は全開にするとオープン・カフェみたいな感じになるため、洗濯物を取り込んだりする際が、猫侵入の最大のピンチだったりします。

まあ、わたし的には別に餌付けをしている訳ではないのですが、ときどきケンタッキー・フライドチキンの食べ残しとか、秋刀魚の缶詰とか、餌をやったりしているのです。

そんな中、先日友人夫妻とその娘(12ケ月)が遊びにきまして、夕方になり例の野良猫がルートに登場、窓越しにわたしに餌をくれとなきながら訴えるのです。
これが面白いことに、完全にわたしの方を見て可愛げにアピールするのですよ、これが。野良猫をよくよく観察しても、他の人たちには一切アピールをしないのです。まあ贔屓目だろうと思う方もいらっしゃると思いますが、友人夫妻とお子様の一致した意見でわたしのみにアピールしている。という結論に達しました。

で、結論ですが、わたしが思うに、猫もやはり一宿一飯の恩義は忘れない。ということでした。

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tkr

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